(課題)
ダイカストの強みは大量生産で発揮されますが、連続生産を阻む問題の一つとして鋳抜きピンの折損が挙げられます。鋳抜きピンが折損する原因は湯の流れの加減でピンが焼付き、アルミ合金が付着して高温・高圧にさらされ強度が低下することがあります。強度不足の箇所からガスが漏れ、圧漏れ、離型の妨害などの原因になります。
(提案内容)
軽量・薄肉ダイカスト開発センター.comを運営する帝産大鐘ダイカスト工業は、耐摩耗・耐熱性に特化した表面処理に変更することで圧漏れ対策を行いました。当社では窒化処理またはタフトライド処理をご提案することで圧漏れ対策を行っております。その他、鋳造条件の適正化、高温付着性のよい離型剤の選定しております。